2005年10月18日

空中庭園

映画「空中庭園」を見に行った。

感想:クライマックスまでの流れがすごい。でもよくわからない。

見始めは正直、う〜ん期待できないか、と思ったけど、クライマックスに全てが向かっていったときにすごい勢いで引き込まれた。具体的に言うと、お誕生日パーティが始まってソニンが酔っ払った時。そこからどんどん小泉今日子も壊れて、全ては小泉今日子対大楠道代のシーンに向かっていく。クライマックスは間違いなく、その2人のシーンだった。全てが計算されて最高のセッティングになる。ソニンが酔っ払ってトイレに行ったのも、板尾がそれに着いて行ったのも、小泉今日子の言葉に怒った子供2人が部屋を出て行ったのも、バースデイケーキの蝋燭に火をともし部屋を暗くしたのも全部。…いや、もっと前か。6人が揃って誕生日パーティを開く、という時点で…。いや、ソニンと大楠道代が出会った時点で…。いや、息子とソニンが会った時点で…。いや…。
きっと、一番最初から、全てがあのシーンに向かっていたのだ。それくらい、強いシーンだった。最高の「クライマックス」だった!
それだけに、その後から最後まではがっかりだった。小泉今日子が雨に打たれるシーンはまだいい。その雨が真っ赤になって、紫陽花を赤く染めるのも…まだいい。でも、それがずっと続き血の雨の洪水のようになっているシーンや、小泉今日子のしつこいほどの叫びは、もはやホラー映画だった。あれ?あれれ…?と見ている最中にしょんぼりした。これはこれで面白いけど。そして最後のハッピーエンド。この流れは何だ。少し唐突すぎでは…。

結局、小泉今日子は何を見失っていたのかとか、アイスをくれなかったという記憶は大楠道代の記憶なのにどうして最後に変わってるのかとか、よくわからないとこも何個かあった。私の頭が悪いからしょうがないのかな…?

いろいろ考えても「空中庭園」は、個人的に高感度高い。角田光代だからかな。

★★★☆☆
posted by ユカソ at 00:39| Comment(5) | TrackBack(1) | 見た(映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

さくらももこ展

銀座松屋でさくらももこ展を見てきた。いつも小汚い格好をしているので、銀座に行くときはひやひやどきどきしながら行く。ひえー。

原画!プロだなあ、と思った。さくらももこの絵って単純だからすぐ描ける、とか思っているけどやっぱりプロだ。漫画はたしかにそうかもしれないけど、カラーイラスト見るとほんとに素敵だと思う。
ちゃんとテーマがあって、それを自分なりに解釈して、デザインとしてうまくまとめて描いてるなー。色とかもすごく綺麗だし。絵というかデザインがすごい。センス良い!という感想はイラスト集見たときから思ってるけど、生で見るとその丁寧さを目の当たりにして感動する。素直にかわいいなー、とか綺麗だなー、とか思う。月刊の少女漫画の扉絵なのに。たった1ヶ月、世間に出回ってるだけのものなのに。でも記憶に残るってすごいよ。

私は、まわりがまだ「めばえ」とか「よいこ」とか読んでいるような時からりぼんっこだった。保育園年少くらいかな。でも、そんなガキが面白いと思うのはやっぱ絵本ぽい絵のちび丸子ちゃんとかで、かなり記憶に残っている。岡田あーみんも…。「小学○年生」とかもあまり読んだ記憶無いなー。小学館にはあまりお世話になってない。集英社派。
まあ、そんなことはどうでも良くて…。小さな頃から見てたものをナマで見れて感動しました。教えてやるんだありがたく思え!の原稿とか。写植つき。

原画と印刷されたものってけっこう色違ってみえるんだなあ。紙選びとか大変そう。
posted by ユカソ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見た(絵) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャーリーとチョコレート工場

感想:好み!面白い!

素直に面白かったー!こういう映画大好き。アホ。
チョコの川に落ちるブーちゃんとか、我がまま娘がゴミの中に落ちるとか…。ウンパルンパとか…。工場の入り口で燃える人形とか…。シュールだなあ。ちょっと岡田あーみんを彷彿とさせたなー。

私はかなり性格が悪い、ひねくれ者のチキン野郎なので、チャーリーの優しさとか素直さとかにめちゃくちゃ心打たれた…。あんなに貧乏な家で貧しく暮らして、口の悪いじいさんもいるのにどうしてあんなに良い子なんだよ!うおーん、自分が惨めです。やっぱ、人は環境で変わるけど、環境が全てじゃないよね。周りのせいにして、自分を甘やかすのはやめよう…。良い子になりてェ。

若干ずれたところで、妙な教訓を得てしまった。

★★★★☆4.5
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2005年09月18日

高木紗恵子と難波田史雄

オペラシティのアートギャラリーに高木紗恵子の絵を見に行った。

とても良かった。すごい好み。色鮮やかで、淡くて、明るくて、透明感があって、綺麗。あの絵は個人的にやばい。ツボ。少しだけど見られて良かった。すごく小さなスペースだったけど、あの空間の雰囲気は、優しい絵の雰囲気に包まれていて感動した。

同時に、難波田龍起展と難波田史雄展もしていた。というか、そっちのがメインで開催されているんだけど。今まで2人とも知らなかったけど、見てみた。
難波田史雄がやばい。好きだー。こういう感覚ほしい。絵本みたいな感じなんだけど、イカれてて良い。日本人ぽくないなー、と思った。うまく言えないけど。
良いもの知れて良かった。今まで出会ったことも無いのに、出会ってみたら自分にとってかなりツボだった、とかすごい良い偶然。なかなかそういうものに出会えることって無いのに。でも、ふとしたところに突然転がっていたりして、すごく嬉しい。そういう環境があることも嬉しい。良い時代だねー。これだから人生はやめられないよ。
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2005年09月10日

メゾン・ド・ヒミコ

感想:オダギリジョーと細野春臣

私は、映画は娯楽、だと思っている。だから内容がどうだこうだ、ということはあまり思わないほうだと思うし、「ファンタジー最高!やっぱ重要なのは視覚とノリっしょ!」という観点で映画を選ぶ。
だけど、何かを問題提起するような映画の場合は別。娯楽の中に、そういう問題提起がふとあるのは良い。本当にシビアなものならシビアなものなりに整合性を持たせ、映画の内容自体に疑問を抱かせるんじゃなくて、そのテーマについて考えさせないと意味が無いと思う。パンフレットやフライヤーみてテーマが分っても、映画自体を見て何も感じなかったら意味が無いんじゃないのかなー。当然のことだけど。

でも、この映画はそのどちらでも無い。何かあるようで、何も無い映画だった。内容も、感動も、心に残る何かも、何も無かった。雰囲気は抜群に良かったけど、それだけじゃもたないよ。
最近の日本映画ってそういう感想が残るのばっかりな気がする。意味深で何かありげで、雰囲気はすごく良くて、映像もそれとなく綺麗で…、でも結局なに?っていう。
ま、需要がそうなら良いけど。

オダギリジョーの為に見るなら秀逸だろうなー。細野春臣の音楽も雰囲気に合ってて素敵だった。

★★☆☆☆
posted by ユカソ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見た(映画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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