2006年08月29日

大地の芸術祭

夏期休暇を使って、大地の芸術祭に行って来た。
正直なところ、期待していなかったのだが予想外に素晴らしかった。

フジロックに続き、こんな短期間で2度も新潟に足を運ぶことになろうとは思わなかったが、そのせいか新潟が近くに感じられるようになった。
鈍行で行く新潟は本当に気持ち良い。バスや新幹線は速くて便利だが、それに代え難い景色や雰囲気に触れることが出来る。


08/25
早朝5時頃に出発。鈍行列車に揺られて新潟を目指す。水上〜越後湯沢間がやはり最高だ。朝の涼しげな爽やかな空気を窓越しに感じられる気がする。長いトンネルを抜けるとそこは越後湯沢。

ほくほく線で越後湯沢から十日町へ。十日町駅の出口で芸術祭のパスポートを購入し、観光窓口のようなところでレンタカーについて尋ねたところ、わざわ問い合わせてくれた。レンタカー屋も駅まで迎えに来てくれて、心配していた「足」については難なくクリアすることが出来た。

まずは十日町ステージのキナーレへ。情報収集ついでに、展示されている作品を一通り見て、クッキーを買った。このクッキーが予想以上に美味しかった。クセになる味と食感。

この日は、松代エリアを回る事にした。農舞台を中心に、城山の方面へ登って行く。作品が点在しているので、いちいち駐車することが非常に面倒だったが、止むを得ない。快晴であったし体調も良かったので近距離にあるものは散歩しながら鑑賞した。

夕方近くなり、徐々に涼しくなってきた頃、松之山エリアに移動。松代エリアよりも森が多く深く、坂道が多い。まず、森の学校「キョロロ」へ向かう。その後、廃校「最後の教室」へ。その後も少し松之山エリアをさまよって、薄暗くなってきたところで松代へ戻る。

松代エリアの芝峠温泉方面に行ってみた。
温泉をもっと登った山から見た日没の光景の美しさは、何とも言い難い。藍、群青、朱色が一刻一刻、絶妙なバランスで溶け合っていく。暗くなりきる前にいくつかの作品を見てから、日没後がおすすめ、というエリアに足を運ぶ。

宿は安く済ませるため、湯沢の健康センターへ。

(印象的だったもの)
・カフェルフレ:水色一色の空間。アートな空間なのに、ご飯は素朴で最高においしかった。野菜と果物の味が普段と違う!
・今を楽しめ:雪だるまが夏を楽しむ、という設定が最高。余談ぽく、雪だるまの家族が松代を観光している写真が展示してあったが、あまりの愛らしさに胸キュン…
・キョロロ:不覚にも塔に圧倒される。昆虫の類は得意では無いのだが、人間ほどの大きさに引き伸ばされたそれらの写真に囲まれると不思議な感覚に陥った。
・最後の教室:完成度が高い。廃校を丸々ひとつ使うなんて贅沢!だからこそ味わえる空間。体育館の光景、廊下を歩く感覚、理科室の造りが非常に印象的。
・ファウンド・ア・メンタル・コネクション3:集落の雰囲気、家の佇まいに、山笠の灯篭がマッチし過ぎていた。屋外なのに、どこか違う時代、時空に迷い込んだかのような錯覚さえ覚える。


08/26
朝一で松代エリア「脱皮する家」方面へ。途中、迷い込み、まるでトトロの世界のような道を進むことに。だが、その光景が本当に素晴らしかった。所謂、ド田舎。森の緑と、田んぼの稲の黄緑…緑しかない。ただ、それだけしか広がっていない。こういう空間が本当にあるんだ、といつまで経っても現実味を帯びない光景。圧倒された。
そんな中に建っている空家を改造した作品はどれも素晴らしくて、まわりに溶け込んでいて涙が出そうになった。そんな光景目の当たりにした直後だったからかもしれない。しかし、いくら私にとって現実味が無くても、其処に生活し、営んでいる人々が居ることも事実。不思議な気持ちになった。

余韻を引きずりながら、松之山エリアの「夢の家」近辺へ。そして、中里エリアのミオン中里付近へ。信濃川と田んぼが美しい場所だった。結果的に、ド田舎エリアを巡る旅となった。素晴らしいじゃん、新潟!という気持ちでいっぱいになった。

ラストは川西エリア。キャンプ場周辺と、タレルの「光の館」を目指す。やはり素敵。でも、鮮明に浮かんでくるのはド田舎エリアの光景。私が一番心を打たれたのは、作品自体ではなく、その光景だったのだ。

ラスト、十日町のキナーレに立ち寄った後レンタカーを返却。ほくほく線で六日町へ移動し、六日町の小洒落た居酒屋で一杯ひっかけてから高速バスで池袋へ帰還した。

(印象的だったもの)
・脱皮する家とその周辺一帯:なんてこと無いだろう、と思っていたが、見事に、この芸術祭のコンセプトとマッチし、周りと調和していた。
・収穫の家:基本的に空家はどれも良かった。収穫の家は素朴なところと、そこに居たおじいさんが好き。
・田圃の枯山水:これもまた周囲が信じられない位美しい。田んぼのど真ん中に入っていくあの感覚が忘れられない。
・フローティング・バンブー:風と一緒に歩いているような感覚になった。
・越後妻有レインボーハット:インドネシアみたいで面白かったし楽しかった。これはこれで好き。


津南エリアと、小白倉いけばな美術館に行けなかったことが悔やまれるが、十分すぎるくらい楽しめた。(それだけに、行ってみたかった…という思いも強いが…)

大いに五感プラス第六感を使った旅だった。
ガイドブックの中に、「お店で買えるもの、それは人が育てたもの。そんな単純なことに気がついた。」という一言が載っていたが、まさしく私も同じ気持ちだ。価値観や人生観レベルで何かが変わりそうな経験が出来たと思う。

夏休みも終わってしまったことだし、冬まで精神力をもって臨むとするか。
また「会社辞めたい・辞める」と口癖の日々が始まる…けどなるべく言わないようにしよう、もう…。
posted by ユカソ at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

ブログの活用法

精神状態があまり良くないことに気がついた。
見て見ぬふりをしていたのが祟った。
以下そのフロー

1,人と関わる
2,コミュニケーションがうまく取れない
3,どうせ取れないならもういいや〜
4,誰にとっても快くない爆弾をぶっ放しまくる
5,後で自己嫌悪


1,
そもそも、普段から1,の「人との関わり」があまり無い。あったとしても気心知れた人々と少人数で、というシチュエーション。その、気心知れた仲間というのも絶対数が少ない。私は無意識のうちに、あるいは意識して1,を避けているのだ。おそらく。

2,
「コミュニケーションがうまく取れない」ことが分かっていて、人と積極的に関わることなど私には出来ない。そしてまた、有って無いようなコミュニケーション能力が退化していく。

3,
そして、開き直り。

4,
で、性格が悪く歪んでいるので爆弾のインフレ。私は人の善意が悪意にしか取れない。そして悪意のある言葉しか放出できない。狂っているとしか思えない。


だったら努力しろよ、という陳腐な台詞を熱血漢や頓珍漢には言われそうだけど、そんなもん出来るか。考え方は変えようと思って変えられるものではないし、変えるものではない。それに、そんなことしたくもない。

慢性的に自分の社会性の欠如っぷりは感じているのだと思う。でも、日々少しずつのことなら平穏に過ごすことは出来るのだ。ただ、予想だにしない場面で痛感してしまったりすると、これはもう逃げられない。油泥に足をのまれ、もがけばもがくほど事態は悪くなる。気づいた時にはもう遅い。

塵が積もっていたところに大きな屑が降ってきて一気に崩れてしまった。
まずい。


自分の中の悶々は自分の日記帳か広告の裏にでも書いておくべきなのだろうが、こんな処に垂れ流すと言うことは誰かの目に触れることを望んでいるのだろう。そして、真面目に書き始めたものの、他人に曝すからには…と思ってシリアス系ポエミー調に書いてみたが、気持ち悪い上に意味不明で的も得ていない。でもくだらなすぎて、どうでも良くなってきた。
あかのド他人に曝す自慰日記(だろ?)=ブログの有効活用法を見つけた。

ぐだぐだ。御託。

posted by ユカソ at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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